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アニメーション業界の2015年現在の傾向内田 尭(USC School of Cinematic Arts, Film and Television Production)

アニメーションの視聴者の多様化に伴って、米国をはじめとするアニメーション業界は成長傾向にある。しかし米国を除くと、自国での制作費回収が可能な地域は限られており、結果としてより多くの国での放映を目指した、多国籍による共同製作が頻繁に行われている。中国など大きな利益が見込める市場では特に共同製作の頻度が高まってきている。共同製作を活性化させるためのクリエイターと出資者を繋ぐフォーラムもまた、世界各国で活発化している。 またこれらのアニメーションプロジェクトの国際化が進む一方で、ネット上でのコンテンツ公開も徐々に浸透しはじめている。また、米国のスタジオ以外で制作されたCGアニメーションが全米公開にこぎつけたり、フランスのアニメーションがNetflixで公開されたりするなど、世界各国が米国市場を狙っているのが現状であると言える。

目次

1. 2015年テレビアニメーションの概要
2. 多国籍による共同製作の増加
3. 米国内のアニメーション制作の現状
4. コピーライトのダイナミックス
5. オンラインコンテンツの資金調達
6. 米国外制作作品の米国公開例
7. まとめ

基本情報

ページ数
9ページ
出版社
経済産業省
発行年
2015年