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World Building Media Lab|USC School of Cinematic Arts

 World Building Media Labは2012年9月にUSCのSchool of Cinematic Artsに開設され、ストーリーテリングの能力を強化する手段の一つとしてテクノロジーを利用することの効果を強調してきた。WBMLは仮想現実・拡張現実の探究を通して、テクノロジーをベースとしたエンターテイメントの最前線でリーダーとしての地位を確立している。

 デザイナーとして受賞歴もあるAlex McDowell教授(RDI)(訳注:Royal Designer for Industry の略。英国王立芸術協会 (Royal Society of Arts) が認めた産業デザイナーに与えられる名誉。)が指揮するWBMLは、想像と先端技術を統合した体験的、協力的で異なる学問にまたがる実践を定義し、反復と試作を通して一から新しい物語を作り出すことでマルチメディアの製作を展開する。経験・環境と対比を成すストーリー論理と複数ユーザーの視点の再定義を通じてWorld Buildingは想像の実現を可能にし、世界を変容していく。

 著名なクライアントと数々のプロジェクトを手掛けてきたWBMLは映画のストーリーテリングの法則が、作られた世界観を持つ物語の体験をより深めることを示す。時にはWBMLのプロセスを当てはめることでそのような世界の形がより明確になることもある。テクノロジーと物語は永遠に続くフィードバック・ループを形成し、常にお互いを向上させ続ける関係にあるという根本的な信念を重視し、WBMLは常識の境界線を押し広げる質問を投げかける努力を絶やさない。WBMLによって映画ともゲームともまったく異なる新しい空間が切り開かれることで、以前には予見されなかったエンターテイメント体験をさらに充実させる新たな双方向性の手法がもたらされるだろう。