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[コース] Interactive Media & Games Division|USC School of Cinematic Arts

基本情報

所在地 アメリカ カリフォルニア州 ロサンゼルス
URL http://cinema.usc.edu/interactive/
修業期間 3年
定員 約15名

 遊び心溢れるインタラクティブな体験型メディアが、エンターテイメント業界で最も急速な成長を遂げている。USCはゲームやインタラクティブメディアの基本を教える先駆者的存在であると同時に、数々の革新的なリサーチコンセプトを導入することで分野を発展させて来た。『Princeton Review』は2009年に独自のランキング制度を開始すると、USCをそれ以降毎年度「北米ゲームデザイン校」部門でナンバーワンに順位付けている。

 Interactive MediaのMFA課程は、3年間集中プログラムであり、約15名の学生が秋セメスターの入学を認められる。学生は必修科目32単位と選択科目18単位の合計50単位を取得せねばならない。選択科目のうち、6単位以上はSchool of Cinematic Artsから取得する必要がある。学生は1年生と2年生の間の夏に実インターンシップまたは専門的な仕事を経験する必要があり、2単位以上のビジネス関連の選択科目を履修する必要がある。学生は修士課程卒業製作の際にデザイン、製作した上級レベルのインタラクティブプロジェクトを完成させる必要がある。

 このプログラムの目的は、近年注目を浴びているインタラクティブエンターテイメントという新分野において学生たちがクリエイティブなキャリアを実現するため、彼らに経験を積ませ、準備を促すことである。プログラム参加において上級コンピュータスキルの有無は問われないが、コンピュータベースのオーサリングや製作/編集ツールについてある程度の知識を持ち、抵抗感無く使用できる状態であることが望ましい。

 Interactive Media and Games Division では、Interactive MediaのMFAの取得が可能であるとともに、非専攻者であっても履修可能なコンピュータベース・エンターテイメントのコースが幾つか用意されている。本学課の基本理念は学部全体のプログラム理念と共通しており、表現力の創造性、実験性・発明性、そして完成作品の優秀さに重点が置かれる。

 プログラムの中で使用するコンピュータおよびデジタル製作に必要な施設は本校が提供する。ただし、中級・上級レベルのプロジェクトに関わる費用については、学生が自ら追加資金の予算を立てねばならない。費用の額はその個人のプロジェクトの範囲や規模による。1年生の製作コースにおいては、雑費、実習・実験費用、保険費用として約1,000ドルが必要である。

 インタラクティブメディアの創作に必須なのは、映画やテレビなどの伝統的メディアのスキルに加え、インタラクティブ性がメディア体験の質に与える影響についての深い知識と理解である。だからこそ、他のCinematic Artsプログラムを専攻する学生とのコラボレーションが推奨されており、重要視されている。

卒業製作プロジェクト

 学生は卒業製作プロジェクト/上級研究課題に取り組む前に、プロジェクトの提案書をMFAインタラクティブメディア・プログラムの教授委員会に提示し承認を得なければならない。提案書の準備は2年生のCTIN 548「インタラクティブプロジェクトの準備」の履修時に行い、同年の終わりに提出する。3年間の学習期間を通して、学生たちはMFAインタラクティブメディア・プログラムのアドバイザーと定期的に面談をしながら、提案書の発展と改良に取り組み、作業の進捗について話し合う。アドバイザーは卒業製作委員会のメンバーが担当する。

 提案書はプロジェクトと同じ分野における類似作品の考察と、これから取り組むプロジェクトとの関連性についての記述が含まれる。プロジェクトで探究する審美的課題と、プロジェクトを実現するために用いる具体的な手法を記載する。学生は、プロジェクトを完成させる能力があることを証明するための説得材料を自ら作成し、更にプロジェクトのビジュアライゼーション、予算、およびスケジュールも提案書の一部として添える。教授委員会はそれについて意見を述べ、提案された内容で進める許可を与えるか否かの判断をする。提案が受理された学生はプロジェクトに着手し、受理されなかった場合は提案を見直して委員会と再度面談を行う。

 最終学年である3年生は、「CTIN 594a 修士課程卒業製作」 および「CTIN 594b修士課程卒業製作」における卒業製作プロジェクトに集中して取り組み、製作と編集作業を完成させる。最終査定評価は3年生の2セメスター目に行われる。学生は委員会の前で作品を披露し、教授陣を相手にその主張内容を守備し通さなければならない。この卒業製作プロジェクトに関連した卒業論文を提出する必要はないが、希望する学生はCTIN 510を履修し学術出版に向けた論文を準備することもできる。

インターンシップ

 実務研修クラスは必修科目ではないが、本学課では、入学中の全てのMFA学生がインターンとして、もしくは専門的な場において仕事に就くことを必須としている。修士課程のアドバイザーが個別指導を行い、その学生に適した実務研修環境をあてがい、実務の終了を見届け認定する。