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School of Film and Televisionとは|Loyola Marymount University

アニメーション教育の珠宝

 1920年代、当時の映画界の大御所の協力を得て、ウエストロサンゼルスを臨む切り立った岬にLoyola Marymount Universityの現在のキャンパスが設立された。2001年には独立事業体としてSchool of Film and Television(SFTV)が設立された。

 現在、SFTVは技能とストーリーの熟達と同程度、人格、価値観、意義、目的の形成を含む全人教育に重きを置く包括的な教育を学生に施している。学部では、アニメーション、製作、脚本執筆、映画・テレビ研究および録音・録画技術の各学位、大学院では、製作、脚本執筆、テレビ番組台本の執筆および製作の各学位を設けている。また本校は、完全に録画テープが不要なプロダクションとポストプロダクションを学生に提供する数少ない映画カリキュラムの一つであり、SFTVのアニメーションプログラムはバーチャル映画撮影技術を教える世界でも数少ないカリキュラムの一つである。SFTVは世界で最も優れた映画学校ランキングの常連であり、2013年には『The Hollywood Reporter』が選ぶ全米映画学校ベスト10にラインクインした。『Animation Career Review』のランキングでは、本校のアニメーション課程は国内13位にランクインし、「アニメーション教育の珠宝」との賛辞を得た。

 SFTVはヒューマニズム、革新そして多様性に基づくビジュアルストーリーテリングを習得する上で第一級の総合施設である。MFA課程は、専門性の高い学術プログラムを基本とし、映画やテレビの製作や脚本・脚本執筆におけるオリジナルで創造的な作品の製作を奨励し、促すことを意図したものである。3年間のポートフォリオに基づくカリキュラムは、学生が益々高まっていく創造力や技術的スキルとともにアイデアを膨らませ、表現できる環境内でビジュアルストーリーテリングを理解し習得することに重点を置いている。学生は映画業界と映画祭への準備を整えカリキュラムを修了し、卒業する。

 2014~2015年度、SFTVには600人の学部生と136名の大学院生が入学した。当校では、学生12人につき教員1人を割り当てることによって、学生の機器・施設の利用頻度や教職員との対面の機会を増やすよう配慮している。学生はそれぞれ、自由に各自のプロジェクトを創作し、同級生と共同製作ができる。各学期、100名近い学生が、当校のパートナー企業にインターンとして派遣されている。オーストラリア、中国、コスタリカ、フランス、イタリア、イスラエル、日本など、世界各国からの学生が本校に集う。

 大学が誇る最先端の設備と機器を自由に利用できることが挙げられる。音響ステージから5台のレッド・ワンに至るまで、業界最高の機器を提供する。学生は、標準的な照明・舞台装置、Movie Magic SchedulingやBudgeting(予算管理)ソフトを搭載した16台のコンピュータ、高度な編集ソフトウェア一式を自由に使用できる。また、完全に録画テープが不要なプロダクションとポストプロダクションのワークフローを提供する。つまり、各コンピュータ・ワークステーションは10GBのEthernet経由で100TBのIsilonサーバーに接続しており、どのコンピュータからでもプロジェクトを呼び出せる。最先端のデジタル技術を備えたWalter and Grace Lantz Animation Labは、バーチャル映画撮影技術を提供する世界初のアニメーションプログラムの一つである。SFTVは、アニメーション、脚本執筆、録音・録画技術、製作の専攻を問わず、学生のストーリーを実現するツールを取り揃えている。

恵まれた立地

 ロサンゼルスは映画・テレビ業界の本場であり、LMUはその中心に位置する。本校の学生はハリウッドで働く映画のプロと関係を築き上げたり、実際に現場で働いている業界人と一緒に業界の技法や熟練の技を学ぶ。ハリウッドに近接していることは抜群のアクセスを意味し、キャンパスからわずか30分圏内にあらゆる大手スタジオが立地している。加えて、街全体が何らかの形で影響を与え合っている。

 しかし、LAは単なる映画とテレビ番組の街ではない。この地域には、地元出身のミュージシャンやバンド、世界的に有名な美術館、三ツ星レストラン、目を見張るような素晴らしい建築物など、贅沢な文化的シーンがある。地理的には、森林に覆われた山々から太陽の降り注ぐ海辺まで変化に富み、これ以上ないほど種々雑多で、バラエティーに富んだ住民が暮らしている。ここでは、早朝に海辺沿いをジョギングし、昼食に韓国風タコスを食べ、昼下がりには広くは公開されていないアート系映画を鑑賞し、夜にはロサンゼルス・レイカーズの試合を観戦できる。つまり、可能性は無限だ。海岸からわずか3マイルに立地するLMUは、大手ハリウッド映画・製作会社からほど近い便利な距離に立地し、『Princeton Review』のランキングで、米国で最も美しいキャンパスの一つとしてランクインしている。

学部長紹介

 30篇もの長編映画、テレビ向け映画、ドキュメンタリー作品のプロデューサーであるStephen UjlakiがLoyola Marymount University School of Film and Televisionの学部長を務めている。

 2010年に現職に任命されて以来、学部長は積極的に卒業生の進路指導に取り組み、学生や卒業生に業界へ参入する機会を提供するFilm Independentといった組織・団体とのパートナーシップ開拓に努めている。2013年には学生とアカデミー賞受賞監督、脚本家、プロデューサーを結びつける『The Hollywood Masters』というインタビューシリーズを立ち上げた。

 国際的な映画で長年にわたり最高賞を獲得してきたUjlaki学部長(Jean-Luc Godardとの共作が初プロデュース作品)は、学生たちをワールドシネマの世界に触れさせるための映画祭を企画し、Cineteca di Bolognaや西アフリカ映画祭からの一連の復元映画作品がLACMAで上映された。また、学部長はBig Brothers Big SistersおよびGhetto Film Schoolとのパートナーシップを通じて、多様な生徒構成や奨学金機会の創出に取り組んできた。

 ハリウッドで長いキャリアを誇るUjlaki学部長は、HBO映画や長編映画の製作に携わってきた。主要作品クレジットには、『The Cry of the Owl』、『ホット・スポット』、『リプリー 暴かれた贋作』や、数度にわたりエミー賞を受賞したPBSのテレビ番組、American Mastersで初公開されたドキュメンタリー映画『Cachao: Uno Mas』などが含まれる。また、Stone Group FranceのEuropean Feature and Television Production、Michael Douglasの所有する製作会社の会長、HBO Picturesの開発製作担当副社長を歴任している。Ujlaki学部長はHarvard Universityの文学士号、パリのInstitut des Hautes Etudes Cinematographiquesで美術修士号(監督専攻)を取得している。

三つのMFAプログラム

 MFAプログラムは全て3年間であり、カリキュラムの一環として、3年次にはインターンシップをすることが必須である。そのため、月曜の午前と金曜の午後は授業はない。また、有望な学生は1年次からインターンシップをすることが勧められる。

[MFA] Writing & Producing for Television

 ここ数年、非常に人気があるプログラムである。主にテレビ番組のショウランナー(番組のエグゼキュティブプロデューサーであり、脚本家や監督を務めることが多い)を育成するためのプログラムである。

[MFA] Writing for the Screen

 脚本の書き方について学ぶだけではなく、映画業界とビジネススキルもしっかり身につけることができる。卒業までに長編映画の脚本3本、テレビ用脚本2本を完成させなければいけない。

[MFA] Film & TV Production

 主に映画監督を育成するためのプログラムである。1年目は映画制作の基礎的なところを学び、徐々に編集・脚本・撮影監督などポジションを選択していく。1年間に3本短編作を製作し、2年次は5分の無性短編映画を作る。その後、7-10分の短編映画を製作し(音声あり)、卒業作品は30分以内のドキュメンタリーを作る。