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Filmakademie Baden-Wuerttemberg(ドイツ)

世界で最も高名な映画学校のひとつ

 Filmakademie Baden-Wuerttemberg(Filmakademie)は1991年設立の非営利有限会社で、現在は世界で最も高名な映画学校のひとつとなっている。Filmakademieではプロジェクト主体のカリキュラムを通じて映画・テレビ製作のあらゆる側面を学習できるため、他にはない体験ができる。本校では映画・メディアビジネスの経験を持つ300人以上の非常に有能な専門家が学生を指導し、学生プロジェクトの支援を行っている。またFilmakademieはアニメーション・視覚効果・デジタルポストプロダクション研究所を設立し、Atelier Ludwigsburg-Parisを立ち上げたことで国際的な影響力を増している。

 毎年在校生がチームを組み、様々なジャンルや形式の映画を250本ほど製作しており、国際映画祭で上位に入賞している。学生の専攻は脚本、監督(ドキュメンタリー映画、フィクション映画、広告映画、テレビジャーナリズム)、映画撮影、編集、アニメーション、シリーズ形式、インタラクティブメディア、プロダクション、映画音楽・サウンドデザイン、モーションデザイン、プロダクションデザインなど様々である。

多くの映画祭で受賞

 2002年ロカルノ国際映画祭で『Das Verlangen (The Longing)』がGolden Leopard賞を受賞、2003年アカデミー賞で『Das Rad (Rocks)』が最優秀短編アニメーション賞にノミネート、2007年学生アカデミー賞で『Nimmermeer (Nevermore)』が最優秀外国語映画賞を受賞するなど、他にも国内外の映画祭で多くの賞を受賞している。

 2002年、Filmakademieはアニメーション・視覚効果・デジタルポストプロダクション研究所を設立した。この研究所は教育内容・組織・財務の各面で高度な独立性を保っており、アニメーションやインタラクティブメディアを専攻する全学生への教育、Filmakademieで製作されるすべてのプロジェクトのデジタルポストプロダクション、FMX(シュトゥットガルトで毎年開催されるアニメーション、特殊効果、ゲーム、トランスメディアの国際カンファレンス)の運営はこの研究所が行うようになった。

 アニメーション研究所のコースは幅広い内容を扱っており、なかでも次の分野では専門性を高めるための機会が豊富に見つけられる――短編アニメーション映画の製作、視覚効果の製作、リアルタイムアニメーションの開発、キャラクターもののアニメフォーマットの構想、テクニカルディレクター資格の獲得。製作プロジェクトはいずれもFilmakademieの他の学科の学生との密接な協力により実施される。

アニメーション・視覚効果・デジタルポストプロダクション研究所

 アニメーション・視覚効果・デジタルポストプロダクション研究所はFilmakademieの一部門として2002年に設立された。以来、同研究所はアニメ、VFX、トランスメディアのための学問的研究所として国内外で名声を得るまでに成長した。研究所ではFilmakademie製作の映画やプロジェクトのデジタルオンライン編集、グレーディング、マスタリングを一手に担っている。研究開発も積極的に行っており、欧州で最も影響力のあるデジタルエンターテイメント・カンファレンスのFMX(アニメ・特殊効果・ゲーム・トランスメディア・カンファレンス)を主催している。

 研究所はFilmakademieの「映画とメディア」コースの一部であるアニメーションとインタラクティブメディア分野の訓練も行っている。この2つの分野には9つの専攻が存在している。「映画とメディア」コースは2年間の基礎学習と2年間の高等学習またはプロジェクトベースの学習に分かれている。基礎学習はFilmakademieの分野・専攻全体にわたって、すべての学生が履修する。それに続く2年間、プロジェクトベースの学習では、選択した専攻領域で自らのプロジェクトに取り組む。人文・メディア分野のディプロマを取得している志望者、あるいは実務経験が豊富な志望者は、プロジェクトベースの学習課程に中途入学できる。

 本研究所の卒業生には就職機会が豊富にあり、卒業製作は各地の国際映画祭で成功を収めている。たとえばアニメーション分野で研究を終えた卒業生のなかには、映画スタジオに就職する者や自身の会社を立ち上げる者がいる。またインタラクティブメディア分野の卒業生は、ゲーム会社やメディア会社に就職したり、モバイルアプリやメディアインスタレーションの開発に携わったりする。