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北京電影学院(中国)

アジアで最大の映画アカデミー

 北京電影学院は映画業界の人材を専門に養成する世界的な有名大学であり、アジア最大の規模を誇る。北京電影学院は北京市の所轄であり、国家新聞出版ラジオテレビ総局および教育部から重点的な支持を得て建設された芸術系大学であり、「中国映画界の人材を育む揺りかご」と称賛されている。

 北京電影学院は、中国で唯一の映画アカデミーであり、教職員263名、学生2364名(博士課程の学生48名、大学院生422名、学部学生1894名)、海外からの留学生84名を擁するアジアで最大の映画アカデミーである。

 北京電影学院の前身は1950年に創設された中央電影局表演芸術研究所だ。同研究所は1951年に中央文化部電影局電影学校に、1953年には北京電影学校に名前を変え、1956年の体制改革により北京電影学院となった。

 北京電影学院の敷地は約7000平方メートルに及ぶ。全日制教育プログラムに在籍している学生数は3000人以上、成人教育課程に在籍している大学生、留学生、社会人大学院生および大学院の授業の受講生、研修生はおよそ3000人である。現在約350000平方メートルの新キャンパスが建設中であり、全日制教育プログラムに在籍する学生数を6000人に増やす予定である。

 2007年6月、中国教育部の大学教育レベル認定において、本学は"優秀"の評価を得た。また米国の雑誌『The Hollywood Reporter』が発表した世界の優秀な映画大学トップ25において、本学は2011年および2012年の2年連続で世界第3位となっている。

中国映画界で活躍する卒業生

 学院の教育哲学では「芸術的視野を育む技術的熟練」を尊んでいる。数十年にわたり、北京電影学院は何千人もの中国映画人を教育してきた。活気あふれる中国映画産業で現在活躍している中国の監督、撮影監督、アートデザイナー、音響技師などの全体の半数以上が、北京電影学院の卒業生である。カンヌ、ベルリン、ベネチアなどの祭典において、中国最高の国際映画賞を、謝 飛(シェ・フェイ)、張 芸謀(チャン・イーモウ)、陳 凱歌(チェン・カイコー)、賈 樟柯(ジャ・ジャンクー)、王 全安(ワン・チュアンアン)などの映画監督および顧 長衛(クー・チャンウェイ)、趙 非(チャオ・フェイ)などの撮影監督といった、世界的に著名な北京電影学院の卒業生が獲得してきた。

 北京電影学院には4つの専門スタジオがあり、アリ社ALEXA、アリ社の照明、キノフロ社、パンサー社、Steadicamといった業界トップクラスのサプライヤーによる最先端のプロダクション機器や、クォンテル社やDaVinciなどのポストプロダクション機器が備わっている。本学院の広大な専門図書館では、2057平方メートルの敷地に最新の書籍325,600冊と2000ギガバイト近い電子書籍を収蔵している。

国際プログラムについて

 北京電影学院の映画撮影学部が2013年より留学生を募集している。世界各国の学生が参加でき、英語にて授業が行われる。高度な製作環境を留学生に提供する。映画を愛し、中国の学生と共に専門業界の芸術や技能を磨きたいと望む世界中の若者を歓迎する。文化的多様性の豊かな混在によって、掛け替えのないプロフェッショナルかつ私的な友情が真にグローバルなメディア製作環境の中で醸成されていく。

 学生が世界中から集まってくるため、多様性はプログラムの基本的核である。出身国、宗教、年齢または性別に関わらず、学生全員を公平に扱う信念を持っている。さらに、あらゆる文化からの概念受容を推進し、一辺倒の考え方のみを有することを是としない信念がある。小規模なコミュニティであるため、本学部および学生は、互いを理解し尊敬し合い、最善を尽くすために互いを励まし合うと約束した同じ目標に向かって全員が取り組む1つの大家族である。

入学要件

  1. 最低4年間の中国籍以外のパスポートを所持している必要がある。出願者は外国に2年以上住んでいる。
  2. 出願者は18歳から30歳である。
  3. 中国教育部および中国衛生部が定める健康要件を満たしている。
  4. 自国によって国の兵役履行が要求される可能性のある出願者については、出願前に兵役を完了させることを勧める。学業の途中で自国の軍隊に参加することになった場合、自動的に退学となる。
  5. 過去にいずれかの学校から追放された学生の場合、本学院はその出願を拒否する。
  6. 犯罪歴または服役歴のある出願者は受け入れない。

授業料&支払い

 2016年秋~2017年冬の授業料総額は、80,000人民元の予定である。この料金には学院で使用する機器類の料金が含まれている。

奨学金

 中国政府の奨学金は中国語プログラムのみに付与され、本英語プログラムには適用されない。2016年秋のプログラムに関して映画撮影学部は、各年冒頭に2年生および3年生に対して3通りの奨学金を提供する予定である。 1名分の奨学金30,000人民元 2名分の奨学金各20,000人民元 3名分の奨学金各10,000人民元 奨学金を受け取る6名の学生は、学業成績、授業参加態度、授業参加率および1年間のその学生の全体的な成長度合いによって判断される。

出願時チェックリスト

  • パスポートのスキャンした写し
  • 記入済みの願書
  • パスポートサイズの写真1枚
  • 前段教育の証明書および学業成績をスキャンした写し(英語以外の成績書には英語翻訳を添付)
  • 2つの部分に分かれた最長1500語以内のエッセイ
    1. プログラム参加希望理由を説明する志望動機レター
    2. 短編映画用の5分間のオリジナルストーリーあらすじ
  • 自身の家族、文化的背景、教育レベル、学業実績、関心分野などを含むパーソナルステートメント
  • 過去のプロジェクトのあらまし(これは必須ではないが、学生の創造性を示す一助となり、個性を把握する参考になる)
  • オプション-3年以内に取得したIELTSやTOFELなどの認知度の高い機関による英語成績証のスキャンした写し
  • オプション-SATやA-Levelの試験結果のスキャンした写し

北京電影学院大学院とは

 北京電影学院の大学院教育は1984年に始まり、30年以上の道程を経て現在に至る。2013年現在、北京電影学院は77人に博士学位を、1401人に修士学位を、255人に芸術修士専門学位を授与している。本学院は現在、3つの一級学科の博士修士学位授与権と8つの二級学科の博士修士学位授与権、そして芸術とパブリックマネジメントの2つの専門学位授与権を有している。

 大学院生が主体的に行った「学院大講堂」と「学院放映ホール」の2つの宣伝活動により、国内外の約100名の著名映画人と専門家、学者が北京電影学院に来訪し、教員や学生と真摯に交流している。この活動により、ハイレベルな学術理論交換と芸術作品製作のための最先端の環境が作られた。また、設置科目も高く評価されている。「演劇」と「映像学」は北京市の重点科目に、「芸術学」は北京市の重点設置科目に認定された。

 北京電影学院は強力な教師陣を擁する。本学院は長年の努力を経て、国内外の映画教育における著名教授および著名芸術家と、製作および理論の研究において国内トップの地位にある中堅若手の主力からなる大学院生指導教官チームを編成している。