イベント

平成27年度:国際コンテンツビジネスフォーラム

(更新日: 2016/02/23)



tkp

国際的にコンテンツビジネスを推進していくためには、マーケティング、技術、流通といった様々な分野でプロデュースに関わる人材が必要です。こうした人材の育成を目指している公益財団法人ユニジャパンでは、経済産業省からの委託事業の一環として、国際コンテンツビジネスの最新動向を把握し、日本のコンテンツを国際展開していくための方法について検討するとともに、そこで必要とされる人材像とその育成方法を探ることを共通テーマとして、1日完結で、国内外から招聘したゲストによる4セッションを行う「国際コンテンツビジネスフォーラム」を2016年2月27日
(土) にTKP市ヶ谷カンファレンスセンターにて開催いたします。

海外ゲストによる講演については同時通訳を行いますので、コンテンツビジネスに携わる業界関係者に加えて、学生や若手社会人等も含めたコンテンツビジネスに興味関心のある幅広い方々が参加できるイベントとなっております。また、フォーラム終了後には、登壇者および参加者による立食形式の交流会を開催いたしますので、名刺交換や個別の質問、新たなネットワーク構築のための場としてご活用ください。

各セッション概要

[セッション1] テーマ:国際マーケティング (10:30 – 12:00)

ハリウッドメジャーにおけるマーケティング手法とローカルプロダクションの現状

 ハリウッドの大手スタジオのマーケティング部門のVPであるDouglas Montgomery氏と、同社の英国拠点の制作部門でローカルプロダクションを手がけるDavid Murphy氏を招聘し、データ分析をもとにしたコンテンツマーケティングの手法と、現地ニーズに合わせた作品製作を行いながら、同時に世界展開の可能性についても検討しているローカルプロダクションの戦略など、ハリウッドのメジャースタジオにおける国際マーケティングの現状についてプレゼンテーションとディスカッションを行います。


登壇者

(モデレーター)
tr_Stu_Levy

Stu Levy

Founder & CEO, TOKYOPOP / International Chair, Producer’s Guild of America

新規メディア事業を扱うTOKYO POPを創設し、北米にマンガを普及させたほか、多くの実写・アニメの長編映画やテレビ番組のプロデュース経験を持つ。代表的な実績として、『イニシャルD』『GTO』『レイヴ・マスター』の英語版アニメ制作、メジャースタジオによる長編映画『Priest』の製作総指揮、『セーラームーン』の原作小説執筆などがある。また、Producers Guild of America (PGA / 全米プロデューサー協会) の国際委員会、オンラインビデオ委員会、PGAプロデューサー・ショーケースの会長も務めている。


(パネリスト)
tr_Douglas_Montgomery

Douglas Montgomery

Vice President of Category Management, Warner Bros. Home Entertainment Group

日本の外資系企業やRubbermaidで勤務したのち、2003年にUniversity of Southern CaliforniaにおいてIBEAR (International Business Education and Research) MBAを取得。その後、MattelやWal-Martにおけるビジネス開発の仕事を経て、2005年よりWarner Bros. に入り、2007年から2008年にかけてはSenior Director, Category Management Asia-Pacificとしてワーナーエンターテイメントジャパン株式会社で勤務していた。現在は、データ収集を活用したマーケティングに関わっている。

tr_David_Murphy

David Murphy

Vice President of International Local Production, Warner Bros. Pictures International

1990年代前半より公認会計士として英国の映画業界で働き始め、税額控除や補助金を活用した製作資金調達に関わったのち、製作管理部門においてテレビや映画製作に携わる。2006年よりWarner Bros. に所属しており、現在はWarner Bros. がローカルプロダクション部門を持っている米国外の全地域において、企画開発から配給までの製作管理を行っている。

[セッション2] テーマ:技術革新 (13:00 – 14:30)

先端技術を活用したコンテンツビジネスの最新動向について

 国内外のゲストを招いて、すでに一般化している3Dや4Kといった分野だけでなく、今後さらに発展すると期待されている4D (体感型)、AR (拡張現実)、VR (仮想現実)、AI (人工知能)、ビッグデータ解析といったコンテンツビジネスを取り巻く様々な技術的な要素に関する最新動向についてプレゼンテーションとディスカッションを行います。


登壇者

(モデレーター)
tr_Yukiko_Motomura

元村 有希子

毎日新聞 デジタル報道センター 編集委員

1989年に九州大学教育学部を卒業後に毎日新聞に入社し、2001年より東京本社の科学環境部に所属する。日本の科学技術と社会との関係をつづった長期連載「理系白書」により2006年の第1回科学ジャーナリスト大賞を受賞した。2014年4月から現職。著書に『気になる科学』『理系思考』など。『新・情報7daysニュースキャスター』( TBS)、『ウィークリーニュースONZE』(BS11) などテレビ番組への出演のほか、科学コミュニケーターとして授業や講演も多い。


(パネリスト)
tr_Eric_Hanson

Eric Hanson

Visual Effects Designer / Associate Professor of Practice, USC School of Cinematic Arts

大学卒業後の90年代前半からVFXデザイナーとして活動し、Digital Domain、Sony Imageworks、Walt Disney Feature Animation等で、『フィフス・エレメント』『キャスト・アウェイ』『デイ・アフター・トゥモロー』などのデジタル映像を手がけた。2007年よりUSC School of Cinematic ArtsのJohn C. Hench Division of Digital Arts and AnimationでVFXの授業を担当するとともに、自身の立ち上げたxRez Studioでは高解像度の写真を活用し、さまざまな分野を融合したコンテンツ制作を行っている。


tr_Remi_Driancourt

Remi Driancourt

株式会社スクウェア・エニックス テクノロジー推進部 ジェネラル・マネージャー / シニアR&Dエンジニア

2000年にフランスの電気通信国立大学で認知科学・人工知能専攻により修士号を取得後、2001年に日本に渡り、筑波大学大学院の知能ロボット研究室において博士課程に進む。その後、2006年に株式会社ロゼッタに入社して英日の自動翻訳システムを開発し、2009年に株式会社スクウェア・エニックスに入社後は、サウンドとアニメーションの研究から始まり、グラフィックスの研究等に携わる。2012年より「Agni’s Philosophy」のリードグラフィックス、R&Dユニットを担当し、2014年にテクノロジー推進部のジェネラル・マネージャーに就任して現在に至る。

[セッション3] テーマ:国際流通 (14:45 – 16:15)

国際的なメディアの変化とコンテンツ調達の現状について

 これまでの映画館やテレビ放映を中心としたコンテンツの配給・流通形態にインターネット配信という新たな形態が加わり、料金体系に関しても、個別課金に加えて定額制が登場するなど多様化が進んでいます。こうした中で、日本アニメの海外流通において最も売上を上げている2社のCEOにご登壇いただき、コンテンツ調達の方針や収益モデルの変化、今後の展望などについて、プレゼンテーションとディスカッションを行います。


登壇者

(モデレーター)
tr_Kazushige_Sasajima

笹島 一樹

住友商事株式会社 放送・映画事業部 チームリーダー

1990年に住友商事株式会社に入社してから一貫して映像関連事業畑を歩み、ジュピターゴルフネットワーク株式会社編成部長、株式会社AXNジャパン取締役、住友商事 映像メディア部 チームリーダーなどを歴任した。2010年には株式会社ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティングの代表取締役社長に就任し、2011年10月にBS2局、2012年3月にBS4局体制に移行した放送局を率いて、スポーツの魅力を伝えてきた。また、2010年から2013年まで一般社団法人衛星放送協会の理事を務めた。


(パネリスト)
tr_Kun_Gao

Kun Gao

CEO, Crunchyroll, Inc

University of California, Berkeleyで電気工学、コンピューターサイエンス、応用数学を専攻したのち、Carnegie Mellon Universityでデータベース研究の博士号を取得した。2006年にUC Berkeley時代の友人とともにCrunchyrollを設立し、ライセンシング、商品開発、運用、収益化などを先導して、世界最大のアニメソーシャルネットワークへと成長させた。Crunchyrollは、正規版のアニメコンテンツを世界で最も多く配信しているグローバルストリーミングプラットフォームでもあり、現在世界中で500万人のコミュニティメンバーを有している。

tr_Gen_Fukunaga

Gen Fukunaga

CEO and President, Funimation Productions, LTD.

大学卒業後にIBMでエンジニアとして勤務したのち、コロンビア大学のビジネススクールでMBAを取得。その後は、アクセンチュアで上級コンサルタント、Tandem Computersでプロダクト・マネージャーを務めたのち、1994年にFUNimation Productionsを設立して現在に至る。日系米国人であり、おじである堀長文が東映に勤めていたことから、『ドラゴンボール』シリーズの北米における権利を取得し、そのヒットに伴ってFUNimationを北米最大の日本アニメ企業のひとつへと成長させた。

[セッション4] テーマ:人材開発 (16:30 – 18:00)

これからのコンテンツビジネスに求められる人材像とその育成について

 海外において先端的なプロデュース人材育成を手がけている教育機関からゲストを招聘し、これまでのセッションで議論してきた内容を踏まえて、これからの国際コンテンツビジネスに必要とされる人材像を浮き彫りにすると同時に、そうした人材を育成するための手法や取り組み、育成した人材の活用方法等についてプレゼンテーションとディスカッションを行います。


登壇者

(モデレーター)
tr_Satoshi_Kiyota

清田 智

公益財団法人ユニジャパン 人材育成チーム プロデューサー

早稲田大学政治経済学部卒業後に、銀行系ベンチャーキャピタルにて経営管理やシステム開発を経験したのち、IT・コンテンツ関連企業を中心とした投資対象企業の発掘を行う。その後、IT関連企業、コンテンツ関連企業、メディア関連企業の役員を経て、2007年6月に株式会社QPRを設立し、コンテンツ産業を中心にしたビジネスモデル開発、国際展開支援、地域活性化策の立案など、自社によるプロデュース事業に加えて、独立プロデューサーの活動を人材育成とネットワーク構築の側面からサポートする活動を行っている。また、2010年より公益財団法人ユニジャパンにて人材育成事業を担当している。


(パネリスト)
tr_Seamus_Harte

Seamus Harte

Storytelling and Media Curriculum Designer, Institute of Design at Stanford

Ex’pression College for Digital ArtsでSound Designを専攻したのち、The John Lennon Educational Tour Busでシニア・プロデューサーを務め、若手人材を対象としたマルチメディアコンテンツ制作の支援を通じて、Transmedia Immersion Learning Experiences (通称TILES) という教育手法を開発した。その後、Stanford University, Department of Art & Art History, Documentary Film and VideoにおいてMFAを取得し、現在はInstitute of Design at Stanford (通称d.school) に所属している。また、クリエイティブエージェンシーTENANDTWOの共同創設者でもある。

tr_Emilien_Moyon

Emilien Moyon

Director of the Global Entertainment and Music Business Program at Berklee College of Music, Valencia Campus

特にエンターテインメントと音楽の世界におけるビジネスモデルのイノベーション、起業家精神と戦略を専門分野としており、これまでにさまざまな学術研究カンファレンスで発表して、International Studies of Management and Organization、Management International等の学術雑誌に掲載されたほか、音楽産業のビジネスモデルの変遷について研究した博士論文は2012年にThe French Foundation for Management EducationのInternational Association of Strategic Managementを受賞している。また、2014年にTED x Berkleee Valenciaを創設し、代表を務めている。

開催概要

日時
  • 2016年2月27日 (土) 10:30 – 18:00 (開場9:45)
  • ※終了後に別途交流会を実施
タイムテーブル
  • 10:30 – 12:00 セッション1:国際マーケティング
  • 13:00 – 14:30 セッション2:技術革新
  • 14:45 – 16:15 セッション3:国際流通
  • 16:30 – 18:00 セッション4:人材開発
  • 18:30 – 20:30 登壇者・参加者による交流会 ※応募者多数のため交流会の申込のみ締め切りました
会場
TKP市ヶ谷カンファレンスセンター8F 大ホール (東京都新宿区市谷八幡町8)
対象者
  • プロデューサーをはじめ、コンテンツビジネスを手がけている業界関係者
  • 人事担当者、部門責任者、経営者など、コンテンツ関連企業で人材採用や人材育成に関わっている方
  • 国際的なコンテンツビジネスに関心のある他業界の若手社会人や学生、学校関係者 など
定員
300名
参加費
無料。ただし、交流会ご参加の方は当日受付にて2,000円を頂戴いたします。
備考
すべてのセッションについて同時通訳 (英語→日本語) を実施予定です。
主催
経済産業省公益財団法人ユニジャパン
後援
特定非営利活動法人映像産業振興機構 (VIPO)
参加申込

※申し込みは終了いたしました。多数のご応募ありがとうございました。

本件に関するお問い合わせ

公益財団法人ユニジャパン内 研修運営事務局
担当:吉住・塩田
TEL:03-6226-3021
E-mail:hrd@unijapan.org